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ごあいさつ(1)

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 今、日本中で熊本大地震に衝撃を受け、大きな被害を受けられたことに心を痛め、一刻も早く平穏な日常生活が手にできることを祈っています。
 5年前、東日本大震災を経験された東北の地では、どんな思いで熊本の報を聞かれたことでしょうか。
 まだまだ、課題が解決していない中、不登校は増え、どんな子ども支援が必要なのか、周囲のへの理解を広めるにはどうしたらいいか、居場所づくりや親の会が少しづつ増えてはいますが、悩んでいる方も各地にいらっしゃいます。

 日本では70年代半ばより登校拒否・不登校が急増、すでに40年経ちます。
 このことにどう向き合ったらいいか、学校と距離をとる子ども・若者の立場に立ち、気持ちに寄り添ってというけれど、これでいいのか、と不安にもなる、そんな人が多いと思います。
 私たちは私たち自身が学び合うと共に、つながりあいながら考えあい、支え合うために、1990年から大人も子どもも共に集う全国合宿を始め、今では主として親の会がつながる「登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク」とフリースクール・居場所がつながる「フリースク ール全国ネットワーク」の共催で、出会いと交流の大会を開催してきました。

 一昨年埼玉県、昨年山口県に引き続き、この夏は仙台で開催できることになり、とても大きな意義を感じます。宮城大会は16年ぶりになります。
 現地実行委員の皆さまに心より御礼申し上げます。
 
 そして、不登校、ひきこもり等について考えたい人はどなたでも歓迎です。
 ぜひお気軽にあ越し<ださるようお待ちしています。

NPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク代表理事
NPO法人フリースクール全国ネットワーク代表理事
奥地 圭子

ごあいさつ(2)

 「登校拒否・不登校を考える夏の全国大会」そして「全国子ども交流合宿」が宮城の地で行われること大変うれし<思ってあります。
 この度、今年の全国大会の現地実行委員長をすることになりました気仙沼・フリースペースつなぎの中村です。どうぞよろしくお願い致します。
 震災から5年たち、復興できたとは言い難い面がありますが、それでも、あの未曾有の大震災のあと、フリースクール、フリースペース、親の会が立ち上がり、続けて来れたのは、全国の皆様のあたたかいご支援のあかげです。
 東北、宮城の被災地を代表してお礼申し上げます。本当にありがとうございます。

 今回の全国大会では、宮城の仲間がここまで頑張ってきたよ、元気になったよという姿をお見せしたいと思っております。
 しかし、一方では、震災の影響は大き<、宮城の不登校の子どもだちの数は依然多いままです。
 家が流され、家族が亡くなり、我が子が不登校・引きこもりになり、二重三重に苦しい家庭はまだまだ多くあると思われます。
 また、解決していない福島の原発事故の問題があります。

 しかし、こうした問題がたくさんあったとしても、私たちが震災で学んだことは、苦しい時こそ、人のつながり、絆がいかに大切がということでした。
 どうぞ、夏には宮城にぜひ足をお運びください。
 全国の仲間とのつながりの中で、みんなでお互いに苦しさを共有し、学び、そして、明日への力へとつなげていけたらこんなにうれしいことはありません。

 どうぞ夏には宮城へ! お待ちしております!! 

現地実行委員長 中村みちよ

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